コースタイム計算
距離・標高差・体力から行動時間を出し、出発時刻から下山時刻と「日没までの余裕」を判定。
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コースタイムの計算式
日本の登山地図(山と高原地図など)のコースタイムは、おおむね次の基準で作られています。
水平 1 km = 15 分 / 登り 100 m = 10 分 / 下り 100 m = 5 分
例:距離 8 km、登り 800 m、下り 800 m なら、120 分+80 分+40 分= 4 時間。これが「標準」の人の歩行時間で、休憩は含みません。
自分の係数を知る
コースタイムは「40〜50 代の経験者が日帰り装備で歩く」速さが基準です。初めて登る人は 1.2〜1.5 倍かかるのが普通で、地図のコースタイム通りに歩けるようになるのは 10 回目くらいから。一度、実際にかかった時間を記録して、コースタイムで割ってみてください。それが自分の係数で、次からの計画が正確になります。
日没までの余裕が大事な理由
遭難の多くは「下山が遅れて暗くなり、道を見失う」パターンです。日没の 2 時間前に下山する計画が基本で、秋〜冬は 16 時台に暗くなることを忘れがちです。余裕が 1 時間を切るなら、出発を早めるか、途中で引き返す時刻(タイムリミット)を決めて出発してください。
休憩の見積もり
- 小休止:1 時間に 5〜10 分。これだけで 6 時間の山行なら 30〜60 分
- 昼食:30 分
- 写真・景色・トイレ:意外と積み重なる
合計で歩行時間の 20〜30% が休憩になります。ツールの初期値 60 分は 5〜6 時間の山行向けで、長い山行ならその分増やしてください。
登山届(登山計画書)を出す習慣を。コンパスや YAMAP のアプリで提出でき、万一のときに捜索が早く始まります。
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